2020年度 利用者説明会の中止と指紋登録について

新規利用者のために4月7日から9日に開催を予定しておりました利用者説明会は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止させていただきます。

この利用者説明会に代わり「新規利用者のための利用規則」の説明を施設Webサイトに開設する予定です。本年度、新規利用者の方にはこの説明を視聴していただきます。利用者説明会に代わるものですので視聴は義務とさせていただきます。

指紋登録をもって新規利用者登録は完了といたします。

4月中に施設を利用予定の方については、予約制にて受け付けることにいたします。予約については、動画視聴後のアンケートフォームで行えるよう準備する予定です。

指紋登録は下記のとおり実施します。

         記
〔指紋登録〕

期   間:2020年4月7日 ~ 期間を限定しない

曜日・時間:火・金曜日 10:00~16:00(昼休み12:00~13:00を除く)

場   所:遺伝子実験施設 1F セミナー室

注 意 事 項:
1)「新規利用者のための利用規則」の説明を視聴し、アンケートフォームに回答した後、来館してください。動画およびアンケートフォームのURLについては、後日改めて連絡いたします。
2)訪問予定日の2週間以内に、経由した場合も含め、新型コロナウイルス緊急事態宣言発令地域および海外から帰着した場合は、アンケートフォーム内で自己申告してください。帰着した者は、帰着後2週間、健康観察期間として自宅待機となっております。
3)新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、集団で来館しないことを推奨します。
4)施設入り口のインターホンを押していただければ、解錠します。

技術講習会(FFPEワークフロー 基礎セミナー)

PHC社 FFPEワークフローに関する基礎セミナーの開催についてお知らせします。

  • 日時:2020年2月28日(金) 14:30~16:00
  • 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
  • 担当:PHC株式会社 阿部 晋也
  • 演題:FFPE標本作成から遺伝子解析等への応用まで
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  • 概要
  • 近年さまざまな分子生物学的解析法が確立し、疾患の解析が飛躍的に進展しています。一方で、すべての疾患は様々な分子生物学的背景によるミクロの異常が原因となります。

    ミクロでの解析には病理学的手法が重要となります。病理学的アプローチにて気が付いた疑問点について、遺伝子工学を用いた新規遺伝子クローニング、培養細胞を用いた蛋白機能解析、遺伝子改変マウスなどの実験動物を用いた個体での解析などを用いて、分子生物学的研究に還元することも可能になります。

    一般的な病理学的解析には、formalin-fixed paraffin-embedded (FFPE)標本用いた手法が用いられます。FFPE標本は臨床的にも、日々の病理診断やがん遺伝子検査に利用されています。

    本セミナーでは、検体の採取から固定、パラフィン包埋法、薄切、染色に至るまでの一連の病理学的解析法について、基本から応用まで、実験のコツを交えてご説明いたします。

  • 内容
  • ・検体の固定法
    ・FFPE標本作成の原理、方法
    ・HE染色、他の染色法について
    ・FFPEサンプルの遺伝子解析等へ応用

  • 申し込み
  • 申し込みは申込フォームから行います。  ▶ ”セミナー申込”
    セミナーの申し込みは必須ではありませんが、申し込みをしなかった場合、想定以上の参加があったときに資料を準備できない可能性があります(資料のコピー等は行いません)。

技術講習会(ウェスタンブロット 基礎セミナー)

Bio Rad社 ウェスタンブロットに関する基礎セミナーの開催についてお知らせします。

  • 日時:2020年2月14日(金) 14:30~16:00
  • 場所:遺伝子実験施設 セミナー室(1F)
  • 担当:Bio Rad株式会社 池田 充
  • 演題:化学発光法での定量性向上から蛍光ウェスタンブロッティングまで
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  • 概要
  • ウェスタンブロッティングは、ライフサイエンス研究において汎用的に用いられておりますが、昨今ではデータの信頼性を担保するために抗体の特異性や、感度、そして定量性が求められるようになってきました。

    一方、検出では検出感度の高さから化学発光法を用いた方法が一般的ですが、定量直線性やダイナミックレンジ、複数ターゲットの検出が難しいなどの、正確なデータを得るための課題が残されています。

    本セミナーでは、化学発光法での定量性向上のご紹介と蛍光ウェスタンブロッティングについてバイオ・ラッドの新製品情報を交えてご紹介させていただきます。

    日頃、ウェスタンブロッティングを用いた実験を行っている研究者の皆様は是非ご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。セミナー終了後には、テクニカルスペシャリストが実験のご質問も承ります。

  • 内容
  • ・ウェスタンブロッティングの原理基礎
    ・サンプル調製等、各実験ステップにおけるコツ
      ウェスタンブロッティングの定量性をよりきれいに上げるためのポイント
    ・総タンパク質補正(V3ワークフロー)のご紹介
    ・蛍光ウェスタンブロッティングのメリット
      蛍光ウェスタンブロッティングに最適化されたバイオラッド社
      ChemiDocTouchMPシステムによる実験提案

  • 申し込み
  • 申し込みは申込フォームから行います。  ▶ ”セミナー申込”
    セミナーの申し込みは必須ではありませんが、申し込みをしなかった場合、想定以上の参加があったときに資料を準備できない可能性があります(資料のコピー等は行いません)。